李 翔

李 翔
中国東莞

専攻:オフィスオートメーション・工商行政管理
部活:ストリートダンス部
趣味:スポーツ・歌

その他:
学生時代は、クラス委員と体育委員を担当し、青年団体の書記や生徒会会長も務めました。200・800・1500メートルそれぞれの個人マラソン大会には、複数のチャンピオン賞を獲得し、学校運動会では、チームワークを発揮させ、優秀クラス賞も獲得しました。自分は優秀クラス委員に選ばれ、学校よりオリエンテーションに薦められ、長津製作所の面接に受かり研修生として入社しました。

座右の銘:チャンスというのは、巡り合うことができるが、追い求めることができない。だからこそ、チャンスは常に準備をして置く人に残っている。

仕事内容を教えてください
1-1:研修生段階
1999年初めて訪日し、長津製作所に研修社員として入社。金型の基礎知識から学び、金型の初期トライから金型の製造現場までの各関連重要エリアで1年間研修し、正社員になりました。
1-2:中国赴任の初段階
2001年日本より中国へ赴任し、最初は主には成形現場関連仕事の担当及び管理をしていました。
実際の成形技能に踏まえ、現場管理の必要性に応じずっと総経理助理と副総経理として務めていました。
総経理の仕事に全面協力し、会社の経営や現場各部署の管理をしていました。
在職中は、会社の技術面や管理層問題、政府への対応など、様々な交流や調整やり取りを担当していました。
また、自主勉強により、日本国「一級成形技術」の認定資格を獲得しました。

1-3:中国赴任の現段階
2018年より長津金安(東莞)の董事総経理に任命されました。
東莞工場の建設準備・全体計画・工場移転・従業員移動等の全般を主導・管理し、2018年無事に工場移転し新工場を稼働開始しました。
現段階は、主には会社全体を経営・管理しています。客先営業や、(金型・成形・塗装)製造技術力全面アップを計画し、実行の主導及びフォローをしています。

日常仕事内容は下記通りです。
A:客先の営業開拓・交流・打ち合わせ対応。
B:社内金型・成形・塗装など各エリアの製造技術力アップの全体計画及び実行手配。
C:会社全体財務運営の前期計画。
D:客先と技術打ち合わせの出席(ハイテク・ハイエンドの新機種)
E:工場敷地所属の現地政府部門との業務交流・協力・調整など。
F:東莞工場全体運営の計画。
G:その他。
入社のきっかけ(理由)は何ですか?
学校の薦めにより、長津製作所の校内研修社員選抜面接に受かり、1999年長津製作所へ入社しました。
仕事をしていてうれしかったこと、感動したこと、楽しいことは?
長津製作所の中国拠点は、ゼロからスタートし小さいな会社から大きく育てられました。ここまで成長してきたのは、客先からの信頼や長津本社皆様のご支援のお陰と社員全体の努力のお陰です。会社が安定発展し、幹部社員に安心感が与えられ、さらに全員一同になって努力しお客様に信頼を得られつつ会社が大きく発展できたのは一番嬉しかったことで、仕事のやりがいでもあります。
故郷を離れ日本にやってきた当時は、先輩たちが暖かく接してくれました。プライベートの時間でもよく付き合っていただき、一緒に飲んだり笑ったり人生の相談に乗ってくださったりしていました。皆様のお陰で、孤独の日々は充実に過ごすことができました。今でも感動と感謝の気持ちでいっぱいです。
一番楽しいことは、会社と社員がウインウインできることです。忘年会の時は、全員楽しく飲んでいる姿を見るのは何より楽しい風景です。
仕事をしていて苦労したこと、苦戦していることは?
仕事上は苦労していると思ったことがありません。例え大変な時があったとしても、自分は乗り越えられると信じているからです。
苦戦していることと言えば、国際環境の変化により日系企業の撤退・中国人件費増加などにより、日系のお客様をメインにしてきた製造会社にとっては受注の難しさが増えています。
また、中国の高齢化が進んでおり、新生代社員の定着率が悪くワーカの募集に苦戦しています。
仕事をしていて自身が成長したと感じる部分は?
A:金型技術の成長
B:成形技術の成長
C:塗装技術の成長
D:会社全体経営及び計画を自ら担当しているうちに、色々な経営方法やテクニックを身に付けることができました。
E:色んなことを経験し、心身が鍛えられた同時に、精神的にも成長してきました。
今後の目標を教えてください。
長津模具(深セン)有限公司と長津金安精密注塑(東莞)有限公司を経営管理し、引き続き会社の黒字に全力を尽くしていきたいと思っています。
長津金安(東莞)2022年前に全面的管理システム化を実現し、2025年前に自動化生産を実現し、インテリジェント生産を目指して行こうと考えています。

どのような雰囲気の会社ですか?
A:研修生の頃から、上の世代の先輩たちの優れた技術や仕事振りに大変尊敬し憧れていました。先輩たちを手本としてもっと頑張っていこうと決意しました。
B:中国赴任の最初段階は、長津本社は頼もしい後ろ盾でした。技術だけでなく全面的に支援を頂いていました。
会社はとても暖かく感じられ、お互いに理解しあい助け合う雰囲気が溢れていました。
長津グループとしては、長津本社を中心とし各拠点はお互いに理解し協力し合う雰囲気を作り、一緒に頑張って行くことを望んでいます。
会社戦略においては、会社利益を最大目的という前提で、物事を考えたりお互いに相談したりできる雰囲気が期待しています。
この会社の魅力は何ですか?
長津製作所は長い歴史を持ち、百年企業に向かっています。金型技術は、日本金型業界においてはトップレベルです。物づくり精神と職人魂は長津の宝物です。長津グループは日本・中国・東南アジアで拠点があり強いネットワークを持っています。幅広い分野における製品を作り上げ、金型から成形・塗装まで提供できるのは他にはない強みです。
会社生活で大切にしていることは何ですか?
平等にコミュニケーションを取れる体制を構築し、チームワークを発揮させることは重要です。誤ちを犯すことは許しますが、失敗の教訓を活かして成長することは大事です。
会社で一番大切にしているのは、会社の順調運営と良好な同僚関係・社員の安定等です。皆さんと長津で出会い、一緒に仕事できるのはご縁です。卒業したばかりの世間知らずの自分は、長津に入社してから仕事も勉強も一所懸命し、前を向いて頑張り続けてきました。会社から貴重なチャンスを頂き、先輩達から色々とご指導とご支援を頂いたからこそ、今の総経理までに成長できたと思います。この感謝の気持ちを忘れずに、これからも会社全員をリードし、長津のますますの発展と成長に力を尽くしていきたいと思っています。
プライベートでは、家庭の幸せ・家族の健康・友人関係等を大切にしています。

どのような人が向いていると思いますか?
時間と約束の守れる人、正直で忠実な人、向上心があり、前向きな人が向いていると思います。
また、お酒の飲める人とは付き合いやすいと思っています。
志望者へのメッセージをお願いします。
長津製作所へようこそ。長津はという大きなステージは、皆が思う存分力と才能を発揮できる場所ではあります。長津人になって頂き、共に輝く未来を作ることを心より期待しています。お待ちしております。

© 2024 プラスチック精密金型の長津製作所